金属アレルギーを知っていますか?

人間の体に、悪影響を与える金属があります

人間の体は精巧に出来ています。消化によくないものを食べると、お腹を壊すように、金属を体内に入れるといろいろな反応が出てきます。水銀を体内に入れた為に、公害認定された水俣病のような例もあります。 このような体の反応を金属アレルギーと呼んでいます。一般的に皮膚への湿疹や、体調不良を引き起こします。

歯の詰め物で体内に入る金属

普通の生活をしていると、金属を食べることはありません。しかし、直接食べなくでも金属は体内に入ります。歯の詰め物には、アマルガムといった金属を使います。長期間、金属の詰め物を使っていると、次第に腐食してきます。見た目には、黒くなるといった変色現象で分かります。この腐食状態になると、次第に金属が唾液内に溶け出してきます。そして知らず知らずのうちに、唾液と一緒に金属を飲み込んでしまうのです。

金属アレルギーを起こしやすい金属は?

特に影響度が高いといわれているものに、『アマルガム』『パラジウム合金』などがあります。古くから、歯の詰め物として利用されてきた『アマルガム』や『パラジウム合金』には、水銀も多く含まれています。水銀ですから、深刻な公害病である水俣病と同じ成分です。しかも一度体内に入った金属は、排出されることはありません。その他にも体に悪影響を及ぼす金属があります。もう一度、歯を検査して金属詰め物を調べて見てください。

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歯の腐食について

歯が黒くなるという腐食状態の被害が、広がりやすいものです。複数の歯の治療を行い、金属詰め物を複数されている場合、1本腐食していると、その他の詰め物も腐食してしまいます。これは、歯の中の唾液が循環しているためです。そのため、金属アレルギーをなくすためには、過去治療して金属の詰め物をしている場所を全て再度治療する必要があります。詳しくは、当医院のドクターまでご相談ください。